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おかしな業界?
賃貸住宅フェアの目玉公演にピタットハウスの寺本社長とネクストの井上社長の対談がありました。
会場に張ってあるポスターはこちら
ポスターには、「入居者はお客様だ!!」不動産業界の常識を打ち破る2人が目指すものとは!!と書いてあります。
この文章から推測できる内容は、『ネクストとピタットハウスの社長が「入居者はお客様だ!!」と不動産業界の常識を打ち破る発言して、今まで不動産業界ではなかったサービスを目指す』といったところでしょうか。
賃貸経営において入居者はお金を払う方々です。
『お金を払う人=お客様』というのはサービス業では、常識を通り越して当たり前の事です。
賃貸物件の過剰供給となっている今の時代にそんな内容で公演できる業界に正直ビックリしました。
実際に公演は聞いていないのでどんな内容だったのかわかりませんが、私の解釈が正しければおかしな業界です。
バブルが崩壊するまでは、不動産価格が高かった為にアパマン経営ができる人達は限られていました。
さらに人口・世帯数も増加していた為に賃貸市場は完全な売り手市場でした。
なので入居者よりも大家の方が優位な時代がずっと続いていました。
近年は、不動産価格も下がりアパマン経営の敷居が下がった為、完全な買い手市場となっています。
ずっと売り手市場にいた人達は、考えを変えることができていないようです。
売り手市場育ちの大家は、市場の変化に対応できないと今後生き残る事はできないのではないでしょうか。
まあ、不動産ですから特別立地の良い物件を持っていれば大丈夫でしょうが。
私は買い手市場の大家で就職は氷河期世代ですが、厳しい環境の方が成長できると思っているのであまり悲観的になった事はありません。
どん底からスタートするとそれ以上悪くなることはあまりないのである意味幸せです。(笑)
むしろバブル世代の上司が氷河期世代の部下からの厳しい突き上げを食っている方がかわいそうです。
将来、「厳しい環境で良かった」と言える日が来るかは、今後の努力次第であると自分に言い聞かせて大家業とサラリーマンを頑張っていこうと思います。(その前にメタボな体を何とかしろという突っ込みは禁止)
「日々是決戦」by代ゼミ
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