2008年7月27日日曜日

融資正式決定(100万円で学んだ事)


一昨日、融資を申し込んでいたB信託銀行から融資が正式に決定したとの連絡があった。

しかし、融資条件に変更があった。

申し込み時の条件が、
・融資額2080万円
・期間19年
・金利2.6%(3年固定)
であったのが、
・融資額2080万円
・期間19年
・金利3.1%(3年固定)
となった。

キャンペーン金利が適用できず金利が0.5%上がったとの事・・・

理由は、私が今年になって会社を転籍している事と物件の評価を総合的に判断した結果との事。

金利が0.5%上がると月々の返済額が約5千円増えて、総返済額で約100万円も増えてしまいます。

それを直前になって金利を変更した理由が私の属性と物件の評価というのは納得がいきません。

それは、私の属性と物件の情報は仮審査を申し込んだ時と変わっておらず、仮審査で良い条件を出して最後に条件を下げるのはおかしいと思ったからです。


これまでの流れを整理します。

A地方銀行とB信託銀行へ仮審査の申し込みを行う。(不動産屋経由)
自分でも融資先を探す。
        ↓
A地方銀行とB信託銀行から仮審査の結果が出る。
A地方銀行
金利4.5% 変動
融資額2170万円
返済期間25年

B信託銀行
金利2.6% 3年固定
融資額2200万円
返済期間18年(19年を不動産屋が勘違い)
B信託銀行の条件が良いので融資先をB信託銀行へ決める。
        ↓
B信託銀行から融資条件の変更の連絡。
融資額2200万円→2080万円(銀行と不動産屋の間で売買価格が正しく伝わっていなかった)
        ↓
B信託銀行へ正式申し込み
金利2.6% 3年固定
融資額2080万円
返済期間19年
        ↓
B信託銀行から融資正式決定連絡
金利3.1% 3年固定
融資額2080万円
返済期間19年


といった具合です。

B信託銀行の担当者へ以下の理由から、直前になって融資条件を変更するのはおかしいと伝えました。
・銀行の変動金利が変わったり、正式審査で初めて出した情報が原因で金利が変更になったのであれば納得ができる。
仮審査でB信託銀行から他行よりも良い条件を出したのでB信託銀行に決めた。(虚偽広告では?景品表示法違反?A地方銀行は支店長決済も通している)

しかし、担当者は「最終的な審査で出た条件なのでどうしようもない」の一点張りで納得できる理由は言いませんでした。

さらに「仮審査時から融資条件が変わった理由を電話ではなく書面またはメールで頂きたい。」とお願いしましたが、それはできないとの事です。
(理由を書面で渡せないというのは明らかに非を認めてると思うのですが・・・)

そしてB信託銀行の担当者には以下の事を伝えました。
・今回の融資は不動産売買で融資利用の特約付きの売買契約を結んでいる。
(希望する条件の融資が受けられなければ契約を白紙解除できる。通常契約から引渡しまでの期間は1ヶ月)
・当然、仮審査の段階で条件が出ていたので契約した。
・正式申し込み後に大幅に条件を変更されると契約解除の可能性が高くなる。
・契約を解除すると不動産屋も仲介手数料が入らずタダ働きになり、銀行もタダ働きになり、売主も買主も無駄な労力を使っただけとなる。
・今回は不動産屋が間に入り銀行に対して融資付けをしているが、このようなケースがあると不動産屋も
B信託銀行に対して融資付けをし難くなる。(契約解除のリスクが高い=不動産屋の収入である仲介手数料が入らない)


ここでB信託銀行の融資断ると、売買契約の有効期間である1ヶ月が過ぎてしまい上記に書いたように不動産屋、銀行、売主、買主(私)の不動産取引に関わった全員の損失となってしまう為、泣く泣く条件を受け入れる事にしました。(投資家としては甘い考え方だとは思いますが・・・)


不動産屋とも正式申し込み後に「
あの担当者は大丈夫かなあ?」という話はしていました。

理由は、面接で話した感じから以下の事を感じたからです。
・アパートローンの経験や知識が少ない
・要領が悪く営業マンとして仕事ができそうな感じではない

まさに私と不動産屋が感じた嫌な予感が当たった結果となりました。

会社で営業のS田さんに今回の件を話したら「
B信託銀行はひどいけれど、担当者がダメそうと感じたらすぐに営業マンを変えないとダメです。それをしなかったレッズ指定サポさんのミスですね」と言われました。

ハイ、その通りでございます。私が甘かったのです。

IT業界でも同じ会社にシステム開発の仕事を依頼したのに、担当のSEによって完成するシステムは天と地の差ほど変わってくるなんてうのはよく聞く話です。(社内でよく目にします)

今回の反省点
・アパートローンは同じ銀行でも担当者によって対応や融資条件が大幅に変わるというのは、
不動産投資の本、サイト、セミナー等で知っており、担当者に不安を感じたにも関わらず担当者を変更しなかった。
・不動産屋を通して仮審査をしており、仮審査後の条件を不動産屋から聞いただけで、正式な条件と変更になる可能性の確認を怠った。(不動産屋は大幅に変更になる可能性はまず無いと言っていたのを信じてしまった)
・仮審査の結果が出た段階で別の融資先を探すのをやめてしまった。(他の良い条件の融資先を平行して探しておくべきだった)

以上のことを金利0.5%・約100万円で学びました。

今後、この教訓を生かして100万円以上の成果を出したいと思います。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

不動産投機はよくわからないけれど、
猛症して次に生かそうとする姿勢がすんばらしいと思いつつ、かっこいいなと思いつつ。

T.M.Investor さんのコメント...

お褒めの言葉ありがとうございます。
しかし、これで次に生かせなければかっこ悪いなぁと思ったり。