2009年1月27日火曜日

新築分譲マンションの結末


先週末に埼玉県の田舎町にある区分マンションを見てきました。

築18年の1DKで200万円台の物件でした。

営業さんから頂いた資料に載っていた新築時の価格は2400万円。

18年で2200万円の下落です。

現在の想定家賃が月額5.5万円なので新築時の家賃を6.5万円と仮定して計算してみます。

新築時の入居者がずっと入居してると・・・

家賃6.5万円-管理・修繕費2.3万円=月額収入4.2万円

月額収入4.2万円×12ヶ月=年間収入50.4万円

年間収入50.4万円×18年=総収入907.2万円

さらに各種税金や保険で収入はさらに減ります。

投資金額の2400万円を取り戻すのにあと何十年満室経営しなければいけないのでしょうか

考えただけでゾッとしました。


管理費が月額1.4万円と居住用の分譲マンション並に高額なのですが、特別管理が良いわけでもありませんでした。(管理会社は分譲した会社のグループ会社です)

新築の高いマンションを買わされ、毎月高い管理費を払わされ、築18年で売却しても投資額の半分も取り戻せない・・・

結果的にこのマンションを買った投資家は、○○地所グループに骨までしゃぶりつくされてしまいました。

新築分譲マンションは好立地でない限り、投資用・居住用のどちらにしても、このような結末になるケースが多いと思います。

分譲マンションは、分譲した会社のグループ会社の管理会社に管理を委託するケースがほとんどだと思いますが、管理組合に出る機会があるなら独立系の管理会社と合いみつを取る事をオススメします。


分譲マンションにお住まいのあなた、高い管理費を払っていませんか?

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